この時期熱中症にご用心!!6月~9月の死傷者数が最も多いです【注意喚起】

随分と蒸し暑い日が続くようになりました。皆様、いかがお過ごしでしょうか。特に6月に入り暑さが増してきております。

熱中症とは…(厚生労働省情報サイトより)

熱中症とは、高温多湿な環境に長時間いることで、体温調節 機能がうまく働かなくなり、体内に熱がこもった状態を指します。屋外だけでなく室内で何もしていないときでも発症し、 救急搬送されたり、場合によっては死亡することもあります。
熱中症について正しい知識を身につけ、体調の変化に気をつけるとともに、 周囲にも気を配り、熱中症による健康被害を防ぎましょう。

参考:熱中症予防のための情報・資料サイト | 厚生労働省 (mhlw.go.jp)

令和3年度の職場における熱中症による死傷者災害の発生状況は、厚生労働省の資料をみると、直近3年における死傷者数は低下傾向でありますが、月別発生状況の死傷者数をみると6月~9月の発生状況が多いと言えます。

また、業種別の熱中症の死傷者の発生状況で全業種の2.7%に対し、農業6.1%、建設業5.3%、警備業3.0%。
2021年年度の死亡災害については、建設業において11件と最も多く発生しております。
死傷者においては、建設業128件・製造業85件となっており、全体の約4割がこれらの2つの業種で発生しております。

https://www.mhlw.go.jp/content/11200000/000900484.pdf

参考:厚生労働省STOP!熱中症 クールワークキャンペーン(職場における熱中症予防対策)

特に外や高温多湿な環境で働いている皆様、徐々に体内の水分や塩分のバランスが崩れ、体温調節機能がうまく働くなり体内に熱がこもった状態になると熱中症が発生しやすくなります。救急搬送や場合によっては死亡することもあります。

熱中症予防のために…

室内では、扇風機やエアコンで温度調整、遮光カーテンや打ち水を利用。

屋外では、日傘や帽子の着用。

熱中症が疑われる人を見かけたら…

自力で水が飲めない、意識がない場合はすぐに救急車を呼びましょう!!

暑さの感じ方は人により異なります。高齢者や子供、障がい者は特に注意が必要です。

▷ 厚生労働省
熱中症関連情報[施策紹介、熱中症予防リーフレット、熱中症診療ガイドラインなど]
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/nettyuu/
「健康のため水を飲もう」推進運動
https://www.mhlw.go.jp/topics/bukyoku/kenkou/suido/nomou/
職場における労働衛生対策[熱中症予防対策]
https://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei02.html
▷ 環境省
熱中症予防情報[暑さ指数(WBGT)予報、熱中症環境保健マニュアル、熱中症予防リーフレットなど]
http://www.wbgt.env.go.jp/
▷ 気象庁
熱中症から身を守るために[気温の予測情報、天気予報など]
http://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/kurashi/netsu.html
異常天候早期警戒情報
http://www.jma.go.jp/jp/soukei/
▷ 消防庁
熱中症情報[熱中症による救急搬送の状況など]
http://www.fdma.go.jp/neuter/topics/fieldList9_2.html